おひさしぶりです、薪屋のごめさんです!
長野は都内より1ヶ月遅れで今、桜が満開になっていたのに
連日の雨で満開の桜が一気に散ってしまった…泣。
今回は薪から取り組めるサスティナブル的なこと!
SDGs達成のために薪が活用できることを色々と考えてみました。
私自身、「SDGsって何?」の世界でしたのでご安心ください。
SDGsとは?
SDGs(エスティージーズ)は、「Sustainable Development Goles」の略称で日本語では「持続可能な開発目標」と呼ぶ。
2015~2030年の長期的な開発目標としています、「誰一人取り残さない」持続可能な社会を作るために国連が17の目標を掲げています。
私は地球上の全人類で環境や貧困など危機的状況を真剣に考えることは、ひとりひとりが意識をもって取り組むことで絶対に変えることができると信じています
それでも持続可能な開発目標とはあまりにも抽象的なので、私ができる薪に関することを具体的にSDGsとどのように関係しているのか掘り下げてみよう!
SDGs達成に向けた取り組み
7.エネルギーをみんなに。そしてクリーンに
薪ストーブは環境負荷が大きいのではないかと思う方もいるかと思います。実は薪を使うことで森のサイクルを助けることができます。木は多くの二酸化炭素を吸収して成長します。
森の中で朽ちて出す二酸化炭素の量と薪として燃やす二酸化炭素の量は一緒なんです。森は新たな木を育てるために二酸化炭素を吸収して、育った木を利用することで二酸化炭素の増減に影響しないんです。薪ストーブはカーボンニュートラルで暖かさと癒しを与えてくれます。
13.気候変動に具体的な対策を
地球温暖化は私たちの生活で大きな影響を及ぼしてきています。例えば、降水量の増加による河川の氾濫や集中豪雨による災害や農作物への影響など多くのことがあげられます。
地球温暖化の原因のひとつである”二酸化炭素”を減らす取り組みとして、電気・ガス・化石燃料を使わない薪ストーブが役に立っています。
15.陸の豊かさも守ろう
世界各国で森林が急速に失われています…その一つに違法伐採が後を絶ちません。森を管理し伐採を行うことで森を守っています。
木の成長過程で密集する立木を間引く間伐材があります、私の扱う木は全て間伐材の楢木を使っています。
未だに間伐材を森へ放置・あるいは清掃工場でごみ処分されるものもあります。薪に活用することで森の成長に一役買っています。
カーボンニュートラルを実現する薪ストーブ
木質バイオマスストーブ=薪ストーブ・ペレットストーブは地球温暖化対策や再生エネルギーへの普及・炎の癒しなどを求めて薪などの木質バイオマスを燃料とするストーブが注目されています。
木質バイオマスは森林の成長とバランスのとれた利用をすることで持続可能な資源といえます。薪の燃焼で発生した二酸化炭素は、樹木の生長により吸収されて酸素放出することから「カーボンニュートラル」になっています
エネルギーも地産地消
私が切り出してくる楢木は全て長野県東信地域で伐採したものです、
実は…伐採目的の木はカラマツ、同じ山には必ず楢木が生えています
副産物としての楢木を有効活用して薪としています。
- 地産地消することで輸送に関わる二酸化炭素削減
- 里山の有効活用・荒れ地の減少
- 森の活性化
- 野生動物の生態系保護
できるだけ里山の原木を使って薪をお届けすることは、
配達車の二酸化炭素排出などサスティナブルな活動がたくさんある思っています!
将来、エネルギーの地産地消がどんどんと加速していくと嬉しいです。
まとめ
今回は薪を生産・販売する会社としてできるSDGsを考えてみました
薪が地球全体の問題に少しでも貢献できていることが何か嬉しく思いました
これからもより多くの方に出会い、薪の素晴らしさを伝えていけたらと思っています
今回は薪作り活動ではありませんでしたが、
次回はいよいよ326-woodsから重大発表があります!乞うご期待!