薪づくり

【薪ストーブユーザー必見】薪の長さのメリットとデメリット

今年のナラ原木はとても素姓が良い!

林業の方に聞いてみたら、数十年に1度の良質なナラ木らしい。

広葉樹は木の繊維がギュッと詰まっている。

今年のナラは繊維も詰まっていて節も少なく、薪にするのはもったいないくらい。

 

326-woodsの新しい試み!

 

毎年、薪を作るのに新しいことをしようと常に考えている。

常に同じ生産方法ではなく、効率良く楽に作業をすることだ。

重機を使えば一番効率が良いが、環境負荷が大きくなりコストがかかる。

326-woodsは、できるだけ環境負荷の少ない方法を選んでいる。

 

  1. 薪棚を150センチ以下にして倒れるのを最小限にする。
  2. 薪の積み方を新しくする。(慣れないのでまだ時間がかかる)
  3. 薪の太さは国際基準に合わせる。

 

今まで薪棚が何度も倒壊してその度に時間をかけて直してきた。

倒壊する原因のひとつは、高さ

薪が乾燥してもバランスが崩れないようにする。

 

 

他にも新しい薪の積み方にも挑戦している。

高さ30センチ~40センチ位置ごとに横へ薪を入れることで、

薪が乾燥してきたとしても薪棚のバランスが崩れにくい。

風通しの良い方へできるだけ薪の広い面積を当てると早く乾燥する。

 

 

薪の太さは国際基準の大割は、手のひらサイズの太さが大割の基準となる。

先人たちの長年の知恵と自然乾燥のしやすさなど、

薪にとって一番ベストなサイズかもしれない。

薪の長さのメリットとデメリット

今年は2サイズの薪を生産している。

標準サイズ:40cmとショートサイズ:30cmである。

今回、ショートサイズを試作として生産しているのにはワケがある。

最近の薪ストーブの傾向は、高気密高断熱の家が多くなり小型化の傾向にある。

小型ストーブ用としてショートサイズはとても使い勝手がいい。

薪ストーブの炉内も狭く40センチでは横にしたり縦にしたりしないと入らない。

今年初めて30センチのナラ薪を作ることになった。

40センチと30センチではメリットもデメリットが違う。

 

30cmのメリット・デメリット

【メリット】小型薪ストーブに入れやすい。

軽くて女性や年配者でも楽々運べる。乾燥が比較的早い。

【デメリット】燃焼時間が短いので投入回数が増える。

30cm用の薪棚が売ってない。DIYで作ると良い。

 

40cmのメリット・デメリット

【メリット】燃焼時間が長いので投入回数が少ない。

大型ストーブ用としては最適である。

【デメリット】重いので女性には運ぶのが少し大変。乾燥時間が1年位必要。

 

今年の薪の出来映えは?

今年の薪は、ひと言で言うと「最高に美しい薪」に仕上がっている。

これから乾燥段階に入る薪ですが、白く美しい薪は使うのがもったいないくらい。

薪のインテイリアとしても使えそうな薪ですが、

是非薪ストーブで燃やして他の広葉樹と比較してみてください。

きっと当社が作った薪の良さが燃やした時に分かると思います。

今年の冬は326-woodsの薪を使ってみてはいかがでしょうか。

お早目のご予約がおススメです!なくなり次第、販売終了となります。