薪ストーブ

薪ストーブが楽しくなる!薪の魅力と上手な活用法を伝授!

こんにちは!薪屋326-woodsのゴメさんです!

今年で薪を作り始めて7年目、

薪というシンプルな燃料を試行錯誤しながら作り続けています。

寒くなると薪ストーブに火入れする瞬間が、毎年楽しみで仕方ないのは私だけでしょうか?・笑)

パチパチとナラの薪がはぜる音、部屋中に広がるやわらかな暖かさ、薪ストーブの炉内を見つめると炎のゆらぎに心が癒されます…。

電気ヒーターやエアコンの暖房では味わえない、格別なむくもりを楽しめます。

今回は、そんな薪ストーブをより楽しむために知っておきたい

「薪の魅力と活用法」をゴメさんがギュッとまとめた内容でご紹介します!

 

🔥薪って、ただの燃料じゃないんです!

薪は、木を切って割って乾かした

「燃やすための木(燃料)」と感じる人も多いかもしれません。

実際に薪ストーブで薪を使っている方に話を聞くと、

薪自体の奥深さと魅力に驚かされるといいます。たかが薪、されど薪なのかもしれませんね。

たとえば…

・同じ樹木でも、乾燥具合で火持ちや燃え方に違いが出る

・広葉樹と針葉樹では、焚き付けの使い方が変わる

・薪をくべるタイミングや組み方ひとつで、火力が変わる

実は、薪には「性格=特徴」があるんです!

 

だからこそ、薪の扱い方や選び方を少し気にするだけで、

薪ストーブライフが格段に快適になるんです。

薪のストックする量や割り方の大きさにも左右されます。

 

🌳 薪の種類と選び方|広葉樹?針葉樹?どっちがいい?

薪と言っても原料となる木の種類はさまざま。

大きく分けると「広葉樹」と「針葉樹」があります。

皆さんから、聞いたことはあるけど、どんな木なの?とよく聞かれます。

 

広葉樹と針葉樹のちがいを簡単にまとめると…

広葉樹

・主な樹木名:ナラ・クヌギ・ドングリ・サクラなど(葉が広い木)

・特徴:密度が高く、火持ちがとにかくいい!

・おすすめの使い方:一番炎が燃えてるとき、長時間暖めていとき

・魅力:帆のが安定して、部屋全体をじっくりと暖めてくれる!

 

針葉樹

・主な樹木名:スギ・ヒノキ・マツなど(葉が針のように細い)

・特徴:軽くて火がつきやすが、燃え尽きるのが早い

・おすすめの使い方:焚付け用、短時間の使用に向いている

・こんな時に使える!:朝イチや炎が弱くなった時に大活躍!

 

実際には、長年薪ストーブを使っていると

「針葉樹で炎を作り、広葉樹でじっくりと暖める」という使い分けが一番効率がよいです。

 

🌞 薪は乾燥が命?よく乾いた薪は炎が美しい!

薪屋さんから言わせると、

薪ストーブで使ううえで一番大切なのは、「薪の乾燥状態」です!

薪の中に含まれる水分の量を含水率と言います。

専用の機械で測定した理想の含水率は20%以下です。

より含水率が低い方が理想ですが、平均は約13~15%かと思います。

しっかりと薪が乾燥していないと…

・煙が多く出て煙突にススがたまりやすい

・周囲の家に煙のニオイで迷惑をかけてしまう

・炎が弱く、部屋が全然暖まらない

薪を割ってから1年ほどしっかりと乾かすのが鉄則。

特に晴れの日の多い春から夏にかけて屋外の風通しのよい場所で乾燥させることがコツです。

梅雨時期は長雨になってカビやすいので、雨除けとしてシートなどをかけるとよい。長くシートをかけると湿気がこもるので、夏には外しましょう!

 

🪵 薪割りと保管も楽しみのひとつ!

最近、時間がある方は薪割りも人気の趣味になりつつあるようです。

私は大量生産するために油圧式エンジン薪割り機を使っていますが、

趣味の方は斧を振って、キレイに割れた時の達成感。

自分で苦労して割った薪を使うのも、薪の奥深さ知るキッカケになるのではないでしょうか。

販売用の薪をキレイに積んでいくと芸術のような壁ができて、

美しい写真が撮れて薪の出来映えがそこで分かるような気がします。

乾燥・保管・積み方まで”薪の奥深さ”を決める…そんな気持ちがしてくるから不思議です。

 

🔥 暮らしを豊かにしてくれる「薪のある生活」

今の時代、便利な社会となって面倒なことや無駄なことは少なくしようという傾向にあります。

薪ストーブは、費用も時間もかかるし今の時代とは大きく逆行しているように思います。

私が考える薪ストーブは、「暮らしや人生を楽しむ道具」なんですよね。

 

どんな時にそれを感じるか?…私の場合、

薪ストーブの魅力を感じる時

・休日の朝、薪ストーブの前でゆっくりとコーヒーを飲む

・子供と一緒に薪を積んで「火のありがたさ」を感じる

・ピザや焼き芋を焼いて、冬のごちそうにする

・夜に薪ストーブの炎を眺めて、特別なお酒を飲む

 

まとめ: 薪の魅力を知ると寒い冬が待ち遠しくなる!

長野県は一年の半分は、寒い冬となります。

薪ストーブを使っているからこそわかる「薪の魅力」。

選ぶ、割る、積む、乾かす、美しく燃やす…

どの工程も、ただの「冬の燃料準備」ではなくて、

冬を楽しむための大切なプロセスの一部なんですよね。

今年は自分のライフスタイルに合った木の薪を見つけて、最高の薪ストーブライフを楽しんでください!

是非、326-woodsのこだわりのナラ薪も試してみてくださいね!