もしこんにちは、薪屋のごめさんです!
やっと第一弾の薪割りが終了♪
ひと段落していたらすぐに楢の原木20トンが来週には届くとのお知らせが…汗
体の疲れをとりつつ薪作り作業の段取りをしていきます!目標は60トン分作ります!
326-woodsは、お客様に安心して薪を使っていただく為にもしっかりと検査してます!
薪の放射線量とは?
自宅用として薪を作っている方はあまり意識は薄いのですが、
実は大気中に含まれる放射線セシウムを木々には微量でも付着します。
官公庁ではその付着した木を原料とした薪も放射能検査が必要とのことです。
私は薪であっても人体に直接関わる事はとても重要だと考えています!
林野庁では薪ストーブ用薪の放射線量について
放射線セシウムの基準値を設けています。
薪の販売社は薪の放射線量を測定することを義務付けています
今回の記事にもある通り、
薪の放射性セシウム濃度値:40ベクレル/kg以下であることです。
人体に直接関係することです、薪を購入される方も一度販売店に確認してみては?
東日本大震災の発生により、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴い、放射性物質が大気中に放出され、樹木に放射性セシウムが付着しました。
樹木を原料とする薪や木炭は放射性セシウムを含有するので、林野庁はある一定の基準を設けることとしています。
放射線検査の方法とは?
放射線検査は特殊な機器を使うので自分では行うことができないため、
環境測定専門業者へ依頼するのが一般的です。
放射線検査の費用は平均9,000~15,000円くらいになっております。
今回の検査で必要だったものは…
- 薪(中割4本くらい)
- チェーンソーで切った木屑(スーパーの袋1つ:約1キロ程度)
薪作りをしている人であれば簡単に準備できるものなので
もし自宅用として薪を作っている方も自分の木が本当に安全かどうか知りたい場合も検査するのはいいかもしれませんね。
検査を実施する中で一番重要なこと伐採場所で取れた木を使うこと!
伐採した場所と違う場所の木を使っても全く意味がないこと…
326-woodsの木は地産地消の目的もあって主に佐久穂方面で伐採した木を使っています。
326-woods 薪は?
今回は様々な環境測定を行っている専門業者である
長野県 環境未来株式会社様に測定していただきました!
放射能検査は検体を提出してから約1週間程度で報告書が発行されます。
実際の検査報告書はこれ↓↓↓
今回は各数値とも放射能検査限界値の10ベクレル/kg以下でした!
これからも326-woodsの薪を安心してご使用ください!
放射線検査の3項目とは?
- 131-ヨウ素…甲状腺ガンの原因ともなる放射能汚染物質の一つ
- 134-セシウム…全身を対象に内部被ばくする可能性がある物質
- 137-セシウム…134-セシウムよりも半減期が長く体内に蓄積される
まとめ
今回はあまり認知度が少ない放射能検査についてお話しましたが、
薪を販売する者の責任として毎年検査を受けていこうと思っています。
時代変化によってコンプライアンス的なところも変わってくると思いますが
326-woodsはお客様へ安心して使ってもらいたいのをモットーに
環境負荷や作業の安全性などを十分理解したうえで薪を生産・販売したいと思います。