薪ストーブ

【薪ストーブユーザー必見】身近に焚付けを探しに行こう!

お久しぶりです!薪屋のゴメさんです

やっと20トン分の薪が出来上がって乾燥の真っ最中!汗

ごめさん
ごめさん
最近は玉切り作業に助っ人を呼んで作業効率アップしているんです!
ごめさん
ごめさん
そして今さらですが、トップページをリニューアルして素顔を明かしてます!恥。より多くのお客様が信頼して薪を購入して頂けるようにこれからも頑張ります!

今回は薪ストーブがシーズンオフに近づいてきているからこそ、

今やるべきこと…

それは…焚付け集めです!

4月~7月の間に身近なところで焚付けの材料はそろいます。

まずはどんなものが焚付けに向いているのか調べてみました!

薪ストーブや焚火を使用する時に意外と足りなくなってしまう焚付けはいくらあっても助かります。身近なところで見つけられる焚付けをご紹介します!

 

焚付けってどんなものがあるの?

松ぼっくり(おすすめ度★★★)

マツの木になる実で、可愛い見た目でとても見つけやすい。誰しも子供の頃に公園で見つけて遊んだ記憶があるだろう。火のつきやすい松ヤニを含んでいるため、よく燃える。広がっている松ぼっくりは乾燥している証拠。1回の焚付けに3個位あれば十分だろう。

牛乳パック(あまりおススメしません)

家庭ではよく手に入る飲み終わった牛乳パック…表面がワックスコーティングされているので火はつきやすい。縦に切って丸めるとより火持ちがよくなる、燃え終わった後は灰が多く出るので薪ストーブではあまりおススメしない。

スギの皮(おすすめ度★★)

スギの皮はそぎ落としできてとても空気が含みやすい繊維質上の樹皮。皮を剥いでクシュクシュに丸めれば火口としても使える。一瞬で燃え尽きてしますのである程度の皮の量が必要である。

薪割りで出た木っ端(おすすめ度★★★)

薪割りをすると意外とたくさん出るんです、特にナラ木を割っていると軽トラ一台分割り終わる時にはゴミ袋半袋分くらいたまるんです。これを日の当たるところへ1ヶ月程置いておくだけでカラカラになって火持ちが良いサイコーの焚付けができます。

麻紐(おすすめ度★)

一番手軽に手に入る焚付けではあるが、麻紐を擦ってフワフワさせてボリュームを出すことで空気の通りがよくなって着火はしやすいです。これだけでは薪に直接炎が燃え移らないので、細かな焚き木も必要になってくる。

スギの葉(おすすめ度★★)

焚付け界のエースとして、火力の強さは№1です!ただし、火の持久力はないので他の焚付けと併用するか多めに集めておくとよい。トゲトゲした形状は、歩いていても見つけやすい。明るい茶色ほど油分を多く含んでいるので燃えやすい。

シラカバの皮(おすすめ度★)

白くて薄い表皮だけでも十分な火力を発揮し、スギの葉と同じ自然界の中で取れる着火剤。しかし数が少なく、高原エリアのキャンプ場などでは調達しやすいかもしれない。ネット販売もされているので興味があれば購入してみるのもいい。

ガストーチバーナー(おすすめ度★★★)

ほぼ焚付け材料なんていらなく、小枝が少しあればすぐ火種を作ることができます。時間のない方や焚付けが苦手な方には文明の利器を使うのもいいと思います!最終的に薪へ燃え移ればいいんです!お近くのホームセンターで販売してます!

※今回ご紹介した焚付けは個人的に使ってみての感想です、参考までにしてくださいね!

いつ?どんな場所で手に入るの?

 

松ぼっくりが落ちる時期

実は松ぼっくりができる時期は10月~12月です。松ぼっくりのカサが開いて種が飛んでいった後にポトリと落ちます。それまでには1年程度かかるようです…松ぼっくりの拾える時期は、特に決まっていなく、風が強かった翌日などに公園に探しに行ってみてください。1時間でごみ袋(大)いっぱいになります。

スギの葉が落ちる時期

スギの葉は、常緑針葉樹で年2回春と秋に落ちます。スギ花粉が強い方はあまり焚付けには使わない方がよいかもしれません。できるだけ茶色くなった葉を拾うようにしましょう!拾える場所は山の中がほとんどだと思います。

焚付けを探す目的ではなく、山の中をトレッキングするついでに探すイメージだと楽しく集められます!拾うのに集中しすぎて道に迷ったりしないようにご注意!

薪ストーブにNGな焚付けとは?

ろうそく

ろうそくは棒状のまま一本ずつ使うのではなく、刃物で削って小枝の上に振りかけてあげると良い。しっかりと加熱しないとストーブの炉壁に付着して、ろうが取れなくなる可能性があるのであまりお勧めできません。もしどうしても使う場合にはガスバーナーなどで高温で加熱するようにしてください。

新聞紙

新聞紙は着火性には優れていますが火の持続性がなく、灰ばかりが多く残るので煙突や薪ストーブ本体にあまりよくありません。小枝などに燃え移るまでには新聞紙をたくさん燃やさなくてはなりません。時間ばかりがかかってしまいイライラするだけ…

一概には全てがダメとは言いませんが、人工物でできたものよりも自然界の着火剤を利用した方が地球にも優しいように思います。

 

薪ストーブは化石燃料を使わず、

現代に合った環境負荷を軽減したものだと思います。

※木を間伐することは山林の活性化や土砂崩れなどを防ぐ役割もあります。