やっと涼しくなってきて田んぼも黄金色に輝き始めてきた、今日この頃です。
326-woodsも9月から第一弾の薪の配達がスタート!
今年も嬉しいことにすでに予約だけで生産量の8割が埋まってます…
これから注文を頂くお客様にはできる限りお応えしたいと考えています!
※こだわりを持って販売しているナラの薪は、正直すぐにはできません。
より品質の良い薪をお客様へお届けする為に頑張っています!
薪の配達は重労働!
326-woodsは、大型業者のような大型トラックを持っていません。
ちょっとレトロな軽トラしかありません…今まで一度も壊れていないので最強ですが。
お客様へお届けするのも軽トラで何度も往復して荷下ろししています。
薪棚まで納品する時には、
急な上り坂や階段があっても平均10キロ以上ある薪の束をもって運びます。
寒くなってきた時期でもたくさん汗をかきながら、配達に向かいます!
そして薪をできるだけ正確に量るようにしている、
私は重さではなく、体積で量るために農業用収穫カゴを使って薪を入れたり出したり。
これが意外と重労働…汗びっしょり。
積載量が多いのでタイヤの空気圧は常に高くしていざ出発です!
薪棚まで丁寧に運びます!
326-woodsのサービスの1つとして、
お客様の薪棚まで運び入れるサービスをしています。
さまざまな業者さんがいますが、ほとんどが効率を考えて
トラックの荷台をダンプアップしてバラバラに降ろしていくだけかも…
これを薪棚まで納めるのは意外と時間と労力かかるんです、
特に高齢者は太割りの薪を1本持つのも大変かもしれません…
薪棚への入れ方によっては雨が降って乾燥状態が悪くなってしまう場合もあります、
こだわりを持って作った薪だから
燃やすまでいい状態を保ってもらいたい…
それが生産者として薪棚まで納めさせていただく理由です。
※たまに小学生の娘も配達を手伝ってくれています。↓↓
お客様と会話を楽しむのも、薪を納めている時間があるからこそ
薪ストーブの困りごとや焚付けのちょっとしたコツなどを
話せるのはとても嬉しい事のひとつです。
日常生活を見直すきっかけに
日本はほとんどの製品やエネルギーを輸入に頼っているので、
昨今の物価高やガソリン高騰も納得することができます。
薪ストーブを使うようになってエネルギーの事を考えるようになった
薪の地産地消と原点回帰(昔に戻ってみる)って環境に優しい事をしよう!
私自身、環境を深く勉強した訳ではありませんが今やっていることが
最終的に化石燃料を減らして森林の木の間引きに活かせていると信じています。
私の作っている薪の原材料となる木は、
全て長野県東信地域から切り出した希少価値の高いナラの木です。
ナラは根本部分を残すことでまた再生するのを知っていますか?
何年かかって根本から出てくる新芽を育てると、また木として再生します。
北欧では敷地の木を再生する順番に切ることで、
持続可能なエネルギーとして使っています。
国土が狭い日本ではなかなか難しい話ですが、他にも林業は高齢化による人手不足で間伐(木の間引き)が進まず良質な木が生育できてないのが現状です。
私はそんな間伐材としてのナラを引き取って薪にしています。
※最近、ナラ枯れ病が広い範囲で広まって大切なナラの木が大変少なくなっています。
これから薪屋として考えること
最近、車で走っていると旗を掲げて「薪販売・格安」と書かれているのを目にする
正直言って、十分に乾燥した良い薪を大量に安く作れるはずがありません…
私は口コミで広がったお客様へお売りしているので
そこまで営業する必要がないんです。
少し値段は高いかもしれませんが、本当にいい薪を販売したい。
在庫がなくなってしまえばそこで今シーズンは終わり…商売だけどそれでいいんです。
お客様の薪ストーブで炎を喜ぶ笑顔が見たいから。
326-woodsは、これからも日々精進していきます。