ナラの薪を使う理由
ナラの木って見たことありますか?
とても高く伸びています!この木が薪として活躍してくれるのですね!!
森にはたくさんの木々が生い茂ってイロイロな木の種類があります。
その中でも薪ストーブや暖炉に適した木の代表格としてあげられるのが『 ナラ(楢)』です。国内の山林で生えているナラのほとんどがコナラと呼ばれるものになります。
また近年、薪ストーブの需要が高まりナラも手に入りずらい貴重な薪のひとつになっています。
なぜ楢(ナラ)が良いのか??
薪ストーブの薪には、色々な種類がありますが、その中でもナラ材がおすすめです。
メリットはもちろんですが、使用される際デメリットを知っておくと、ナラとの付き合いがより良いものになるのではないでしょうか。
薪ストーブにナラを使う【メリット】
- 最大のメリットは『 火持ちの良さ 』
- 燃焼後の灰が少ない
- 煙突からの煙が少ないので、近隣に迷惑がかからない
- パチパチ音が心地いい
大割の薪ですと約2~3時間程度は薪ストーブの適正温度(200~350℃)を保つことができます。ナラは他の木と比べて非常に硬く、密度が高い木です。密度の高い木=火持ちの良さに比例して十分な火力を期待できます。
薪ストーブにナラを使う【デメリット】
ナラ材を使う際のデメリットは、『 非常に乾燥しにくい 』のが特徴です。
長期間の乾燥が必要なのです。また、保管条件も日当たり・風通しの良い場所が、乾燥した良い薪を作る条件となります。
ナラ材は、他の木材よりも若干手に入りにくい傾向があります。希少価値がある分、薪として使用すると上記のメリットが作用し、とても使い心地が良いのです!
【配達させていただく薪について】
ナラの原木の状態で約1年
↓
玉切りした状態で約1年
↓
薪割り後に薪棚で乾燥期間1年
お客様に届くまでに約2~3年程度十分な乾燥期間があります。
薪ストーブの木材は【燃費】でコストを考える
ナラ材は高いというイメージがあると思います。他の木材に比べると、相場はその程度違うのでしょうか。
ナラは針葉樹に比べると価格は高く、一束あたりで比較すると針葉樹:250~350円に対してナラのみ:450~600円程度になっています。
近隣のホームセンターでの販売価格は、それ以上かもしれません。
自宅に薪ストーブ・暖炉がある方は一束単位で購入される方はほとんどいません。ある程度の量をまとめて購入の方法が一番お安く手に入ります。
安い針葉樹はナラに比べて燃費が悪いので、大量使用するとワンシーズンで全体のコストがかかります。
それに対し、火持ちの良いナラを毎日使用することは、ワンシーズンのランニングコスト的にも断然お得なんです!
【薪の調達】どこで入手する?
皆さん、薪の調達(薪活)で苦戦させてる方多いんじゃないですか?
調達がうまくいかないと、薪ストーブライフも苦痛なものになりかねません。
せっかく薪ストーブを入れたのに、薪の調達が難しく2.3年でストーブの使用をやめてしまった。という話しもよく聞きます。
薪の調達の手段
- ホームセンター(一時的な購入)
- ネットで検索し、お住まいの地域に配達してくれる薪屋さんを探す
- 自力で調達(木材業者や、森林組合に問い合わせる)
①に関しては、ちょこちょこ購入すると、時間とコストがかかります。③に関しては、時間と労力がいります。そして軽トラを所持していることが条件です。大変さは、自給自足&アウトドアが大好きな方は苦にならないかもしれません・・・
仕事や家事、子育てなどライフワークバランスに合わせて、購入の仕方を検討するのが良いでしょう。②に関しては、薪屋さんに分からないことを直接聞ける!というメリットもあります。