薪ストーブユーザーの皆さん! こんにちは!
今日も薪ストーブライフをエンジョイしてますか?
そんな薪ストーブユーザーのお悩みの声にお応えして、薪ストーブの『需要の多いお悩み』と『解決方法』をご紹介していきます!
こんな方に読んでほしい
- 薪ストーブ初心者の方
- これから薪ストーブの導入を検討している
- 薪ストーブがきちんと扱えるか自信がない
- 本当にこの使用方法で合ってるの?と疑問を持っている
- 薪ストーブを使用していて、トラブルが発生したことがある
まずは不安や悩みを解決する為に、どのようなトラブルがあるか検証していきましょう!
針葉樹は薪ストーブに使っても大丈夫?
針葉樹の代表的なものにカラマツやスギ・ヒノキ等がありますが、針葉樹は油分を多く含んでいる木々が多く、着火には最適な木です。
「薪ストーブ=針葉樹はダメ」のイメージが強いですが、カラマツは針葉樹の中では火持ちが良く、価格も安いのでコスパが良い薪になります。広葉樹と比べると煙の匂いは比較的強いです。
もし使用する場合は、できるだけ高温で燃焼させてください。高温で燃焼させることで煙突内部にタールなどが付きにくくなるのです。
- 針葉樹は着火に最適
- 使用する場合は『広葉樹+針葉樹』ミックスして火を焚く
- 高温で燃焼させることでタールの付着を防ぐ
家中に煙が逆流してきた!
初めて経験する煙の逆流は、室内が煙だらけになり最悪の場合は煙検知器が作動するので、注意が必要です。
正しい対処法を知って事前に防ぎましょう!
通常の薪ストーブの設計は、炉内から煙突に上昇気流が発生し、室内→屋外へと空気の流れが設計されています。
ではどうして逆流が起きてしまったのでしょう?
考えられる逆流の原因
①室内の換気扇がONになっている
しかし、室内換気扇やキッチンの大型換気扇から空気が吸い込まれてしまい、煙が煙突から室内に流れ込んできます。そんな時はまず、室内換気扇を止めて家中の窓や扉を開けて空気の流れを作ってあげましょう!
②薪の入れすぎ
もう1つの原因は、太めの薪を何本も入れてしまっている場合があります。炉内の空気循環ができず、吸気口を太い薪で塞いでしまっている場合も・・・
そんな時は、太めの薪を取出し細い薪を追加してみてください!火が炉内に回ってくれるはずです。
- 室内換気扇を止める
- 家中の窓や扉を全て開けて煙を逃がす
- 太い薪の入れすぎに注意する
煙突掃除は毎年行うもの?
薪ストーブには煙突のお手入れが必要です。稼働日数や、乾燥した薪を使っている場合と、乾燥の甘い薪を使っている場合によっても、お手入れの目安は変わってきます。
特に老朽化した煙突は、ススやタールが付着して煙突火災などを引き起こす原因となっています。
煙突掃除は、毎年行うことに越したことはありませんが2~3年毎/回行う程度で良いと思います。稼働日数約200日を目安として考えるとわかりやすいです!
燃焼温度を高温(300~400℃)にすると、ススやタールが燃焼して付着しにくくなるので、十分に乾燥した薪を正しく燃焼させている場合には毎年の頻度でなくても大丈夫だと思います。
また、煙の逆流が多くなったり、フロントガラスにタールの汚れが付く、燃焼がしずらくなったということがあれば、煙突掃除の目安として考えた方が良いです。
- 煙突掃除は2~3年毎/回行う程度で良い(乾燥した薪を使用した場合)
- 煙の逆流と、燃焼しにくさが掃除のサイン
煙突掃除は業者にお願いすると3万円程度しますが、自分で行うことも可能です!意外と簡単で専用のメンテナンスグッズもネット販売しています!
薪ストーブの温度が上がらない
薪ストーブの炉内の温度が全然上がらない一番の原因としては、「未乾燥の薪」を燃やしていることが多いです。
十分に乾燥した薪は点火すると、パチパチと音を上げて燃え始めます。乾燥が不十分な薪は水分を多く含んでいる為、バンバンと水蒸気が破裂する音がします。
またナラの木は特に重い木で乾燥しにくい反面、火持ちが良いのが特徴です。
その場合、針葉樹(カラマツ・スギ等)を一緒に燃焼させると温度もすぐ上がり、十分な火持ちを維持してくれる。
- 『薪は乾燥が命!』十分に乾燥した薪を使いましょう!
- 針葉樹と一緒に燃焼させる
部屋の中が全然暖まらない
薪ストーブユーザーが一番に挙げるのが『部屋の中が全然暖まらない』との声が一番でした。
薪ストーブは点火すると自然と部屋全体が暖まると思っている方もいられるかと思いますが・・・違います!
薪ストーブは輻射熱などで部屋を暖める為、家全体の気密性と断熱性が重要になってきます。そして薪ストーブは、石油ストーブと違い部屋全体が暖まるまでに時間がかかります。
私の家では約3時間程度でポカポカになります。それでも寒い時や時間がない時は、無理せず他の暖房器具と併用してくださいね!
燃焼の仕方にもちょっとしたコツがあります!最初に薪ストーブへ点火した際は、できるだけ薪を多く入れて高温で火を焚いてください。
そうする事で煙突も温められて家全体に暖かさが広がります、その後は温度を調整しながら低温でも十分暖かくなります。
- 最初の着火の際は、高温で薪ストーブを焚き、部屋全体を一気に暖める!
- 部屋が冷え切っている場合は、他暖房器具と併用する
- 薪をたくさん入れ、高温で焚く
輻射熱式の薪ストーブは部屋全体が暖まりにくいという観点から、温風を使って暖かさを広げるエコファンを使うと効率的に部屋が暖める手段もあります!是非、使ってみてください!
私が実際に『エコファン』を試したものをブログで掲載する予定ですので乞うご期待!
(レビュー執筆中・・・少々お待ちください。)
そもそも着火が苦手な方も多いと思いますので、薪ストーブの簡単な着火方法を参考までに!
まとめ
今回は薪ストーブ初心者から、薪ストーブに自信がない方の為に、お悩み解決をさせていただきました。
実際に自分でも体験して、薪ストーブに関して困ったことが多かったので、少しでも皆さんのお役に立てたら嬉しいです。
これからも薪ストーブライフをエンジョイする為に私も日々勉強の毎日です。もし読者の方で他にも困ったこと等ありましたら、お気軽に相談してくださいね!
こんなことが便利だった、こんなことが良かった!等、ご意見もお待ちしています!
ぜひ一緒に薪ストーブライフを楽しみましょう☺
\最後まで読んでいただき、ありがとうございました!/