こんにちは、薪屋のごめさんです!
現在、来シーズン用の薪づくりが急ピッチで進んでいます…毎日、筋肉痛と戦い!
今年は佐久も珍しく雪が多くて、薪づくりの作業も進んだりお休みだったりと天候に左右されてます…
玉切り作業も大詰めを迎えて大きな原木達がスッキリ綺麗に玉切り姿になりました。
薪の太さを決めるには…
薪の太さを決めるのには・・・
まずは自分がどのように薪ストーブで炎を楽しみたいかよって太さを決めてみるのはいかがでしょうか?
それぞれの人によってライフスタイルが違うのと一緒で薪の楽しみ方にも違いがあります。
私は薪ストーブを一日中使う方と半日しか使わない方でも太さや木の種類の選び方も変わってくると思っています。太さによって燃焼時間や炎の見え方・香りまで変わってくる、実は奥がとても深いんです。
全くもって薪ストーブを使う人の好みが多いですね!
薪のサイズ | イメージで言うと…(大人の手の大きさ) |
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大割 (直径太さ約10㎝) | 手のひら全体が大割 |
中割 (太さ約7㎝) | 手のひら半分が中割 |
小割 (太さ約3㎝) | 親指付け根から生命線まで |
焚き付け用 (指の太さくらい) | 指の太さが焚き付けの目安 |
そして326-woodsでは、基本的に大割・中割の太さにこだわって製造しております。
また原木の太さで細い木は十分に乾燥させればそのまま玉切りした状態で燃やせます。
薪の太さで燃焼時間は変わる?
薪の太さによって燃焼時間や温度は大きく変わります
特に燃焼時間は薪ストーブユーザーにとって特に重要視したいところですよね。
太さによってどのくらいの燃焼できるのか個人的な見解としてちょっと試してみました!
※薪ストーブ機種・二次燃焼の有無によって大分変わりますが、1つの目安にしてもらえると嬉しいです。
- 大割サイズ・・・約3~4時間(炉内300~350℃をキープ)
- 中割サイズ・・・約2時間(炉内300℃をキープ)
- 小割サイズ・・・約1時間以内(炉内350~400℃をキープ)
燃焼は十分に焚き付けを行った後に薪を投入した際の燃焼時間です。
どうしても薪の太さが細くなると燃焼時間は短くなりますが、
炉内温度は短時間で高温にすることができました。
いまいちイメージしにくいのでちょっと写真を撮ってみました。
私が作ると大割・中割・小割の薪姿はこんな感じです↓↓↓
ナラ材&大割にこだわる理由は?
私がナラ材にこだわる理由(ワケ)は、
香りはもちろんのこと広葉樹の中でも「火持ち」が良いところです。
そして火持ちの良さを最大限に活かせる薪の太さを
最終的に追及したら「ナラ材=大割」に辿り着きました!
大割のデメリットは、乾燥までに時間がかかる事です。
私は原木の時点で1年間乾燥させた後、大割で薪を割ります。
その為にほとんどの薪の樹皮が取れてしまいます、より乾燥が早く進むために
大割の薪を準備するのに2年で販売する事が可能になっています!
さらに楢(ナラ)をおススメする理由は↓↓↓
まとめ
薪の太さによって燃焼時間に違いはありますが、
十分に乾燥した薪は高温をキープする事ができます。
私はお客様により長く薪ストーブの炎を楽しんでいただく為にも
これからも「 ナラ材&大割 」にこだわりたいと思っています!
是非、326-woodsの薪を試していただいてはいかがでしょうか?
次回は現在進めている薪割り作業の状況をお伝えしたいと思います、
今季導入した新しい薪割り機のレビューも合わせて楽しみに待っていてください!
先日の玉切り作業の様子はこちらから↓↓↓
https://326-woods.com/2022/01/30/cuttingtamagiri/