こんにちは、薪屋のごめさんです!
久しぶりの投稿であっという間に梅雨が明けてしまいましたね!
連日猛暑日に37度近くまで気温が上がる中、一人で薪割りしていた薪バカです…、
なぜ乾燥した薪がいいの?
そもそも乾燥した薪がなぜ、焚火や薪ストーブに良いのかというと…
不完全に乾燥した薪を使ってしまってしまうデメリットは、
・火付きが悪く、時間と体力を消耗する
・煙やススが極端に多い
・どんなに燃やしても火力が上がらない
・薪ストーブの場合、炉内が高温になりすぎてガラスが割れる可能性あり
・薪ストーブ炉内の変形
薪から白い煙と「シューシュー・ジワジワ」という音が聞こえてくる時は、乾燥が十分でない証拠のひとつです。この場合はどんなに着火剤を使っても薪自体は高温になりません。

薪ストーブユーザーの方の場合は、未乾燥の薪では木の水分が高温で蒸発して、薪ストーブのガラス扉が割れてしまう可能性もあります。炉内の変形させる原因となり、薪ストーブ自体の破損に繋がります。
良質な薪とは?
良い薪とは、ひと言で言うと「乾燥第一」です!
水分量と乾燥の関係がもっとも重要で、伐採直後の生木の含水量は約50%近い値になります。生木はめちゃくちゃ重くて、原木を仕入れる時に重量計算では損をする事が多いです。

【326-woodsの乾燥基準】 乾いた薪=含水量25%以下
素人では、見た目で木の含水量を見分けるなんてとても難しいですよね。
(デジタル含水量を使うのも確実な一つの方法ですが、実は簡単に調べられちゃうんです)
・見た目の太さの割に軽い
・素手で割った表面を持った時に冷たい感じがしない
(冷たい・しっとり感じるのは乾燥してない証拠)
・薪同士を軽く叩くと高い音がする(打ち叩くとカーン・カンカン音がする)
・薪の表面がくすんだ色になっている(色褪せた感じの色)
・年輪の部分にひび割れがある
見分け方には色々とありますが、音や色・ひびの有無などは特に判断しやすいかと思います。乾燥している一つの目安なので、参考にしてみてくださいね!
まさに 乾燥=薪の割る大きさ にあった!
薪が乾燥する為の要素として、「薪の割る大きさ」が重要です。
最近の薪は大変細く割られて短時間乾燥させている薪が多いと感じます、
小割~中割り(薪の直径5㎝~10㎝程度)の薪が販売されています。

短時間で理想の乾燥率まで促進できる事と着火を良くするために細かく割られています。
しかし、細かくしてしまうとせっかくの火持ちの良い広葉樹を使う必要が無い。

広葉樹を使うときは、中割~大割を試してみてください。そして、必ず乾燥している薪を使ってください。
現代の薪ストーブは、ある程度太い薪を入れたとしてもじっくり時間をかけて完全燃焼させるように高性能にできます。薪はできるだけ多く用意して火持ちの良い特徴を最大限に活かせると思います。
まとめ
理想の薪を追及すると炎に愛着が湧いて、私みたいに手に持っただけでおおよその乾燥度合いがわかります(薪バカなので…感覚でわかります)
もし自分の薪が乾燥が不十分であれば、注文をいただいても配達を待っていただく場合があります。それだけこだわりを持って薪を一本ずつ生産をしております。

お客様には冬が終わった時に326-woodsの薪を使ってみてよかったと言ってもらえるように日々精進してます!

